このような症状があれば、皮膚科にご相談ください
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アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎とは、痒みのある湿疹が全身に現れる皮膚疾患です。良くなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴です。皮膚の症状の傾向は年齢により異なり、乳児期は頭や顔に多く、幼児期にかけて身体や下肢に広がります。特に関節部分にできやすく、乾燥が目立つようになります。思春期~青年期になると、顔や胸、背中など上半身に湿疹ができやすいです。
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じんましん
じんましんとは、突然皮膚が虫に刺されたように赤く盛り上がり痒みを伴う皮膚の病気です。全身のどこにでも発症しますが特に皮膚のやわらかい部位に発症しやすい傾向があり、しばらくすると跡形もなく消えるという特徴があります。痒みだけでなく、熱っぽさや痛がゆいと感じる人もいて症状は様々です。発症しても短時間でいったん消失する病気なので放置されている方も見られますが、慢性化すると非常に治りづらくなります。
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粉瘤
粉瘤とは、皮膚の内側に角質や皮脂が溜まって皮膚に似た成分の袋ができてしまう良性の皮下腫瘍です。頬や耳周り、背中、足の付根などに多く見られます。自己完治することはほぼないと言われており、放置しておくと、大きくなったり悪臭の原因になったり痛みを伴います。薬で治せないため、治療は外科手術になります。皮膚に小さな穴をあけて袋ごと吸い出す「くり抜き法」と呼ばれる手法が一般的で、日帰り手術で受けることができます。
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湿疹
湿疹とは、皮膚の表層に起こる炎症の総称で皮膚炎とも呼びます。痒みや赤み、水ぶくれなど症状は様々です。乳児期から高齢者まで幅広い年代に見られ、発症しやすい場所として連続して刺激を受けやすい部位や、日光の当たりにくい部位があげられます。皮膚科を受診される患者様にとても多く見られる症状です。
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かぶれ(接触皮膚炎)
かぶれ(接触皮膚炎)とは、何らかの物質が皮膚に触れ、それが刺激やアレルギー反応となって炎症を起こしたものです。原因物質に触れた部分にだけ症状があらわれます。痒みや赤み、ブツブツ、じゅくじゅくした水ぶくれなどの症状が見られ、いずれも原因となる物質を除去することが重要となります。
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アレルギー
アレルギーとは、身体の免疫が食べ物や花粉などの普段身体に害を与えない物質に対して過剰に反応して、咳やくしゃみ、粘膜・皮膚の腫れ、痒みなどの症状を引き起こしてしまう症状です。程度は様々ですが、積極的に治療が必要な場合もあれば、原因物質を避けるなど生活上の注意だけで過ごせることも少なくありません。
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尋常性乾癬
尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)とは、免疫の異常によって皮膚や関節に特徴的な発疹が起こる病気です。赤い発疹ができ、その表面が銀白色の細かいかさぶたで覆われ、やがてフケのようにボロボロと剥がれる症状が見られます。良くなったり再発したりを繰り返すことが多く、放置しておくと悪化する可能性もあります。人から人へうつる病気ではありません。
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水虫
水虫とは、白癬菌というカビの一種が、角質層に入り込んで繁殖して起こる皮膚の病気です。痒みや皮むけ、ふやけなどの症状があり、炎症が強いと水ぶくれになることもあります。手や身体にも感染しますが、多くは靴や靴下によりむれやすい足に感染します。
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ニキビ
ニキビとは、皮脂の分泌過剰や毛穴の出口がつまったりすることでできる発疹を指します。思春期だけでなく、大人になってからもホルモンバランスの影響でニキビができることがあり、症状に応じた治療が必要です。すぐに治ってしまう軽いものから、ニキビ痕として跡を残してしまう重症のものもあります。
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イボ
イボとは、皮膚の一部が盛り上がった小さなできものです。皮膚表面の小さな傷を通してヒトパピローマウイルスというウイルスが皮膚や粘膜に入り込むことで感染し発症します。自然に治癒することもありますが、そのまま放置しておくとウイルスが増殖してイボが多発したり、他の人へうつしてしまう恐れがあります。
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しみ
しみとは、年齢を重ねるとできる茶褐色の色素沈着を指します。主な原因は紫外線ですが、他に遺伝や体質、ホルモンバランスが影響することもあります。いずれのシミも薄くするための治療と併せて、メラニン色素を過剰に増やさないこと、蓄積されたメラニン色素の排出をスムーズに行える肌状態に整えることが大事です。ご自宅でのスキンケアや内服薬による治療が可能です。
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あざ
あざとは、皮膚の一部が赤、青、茶色など周囲の色と異なっている状態を指します。色によって赤アザ、青アザ、茶アザ、黒アザなどと呼ばれ、多くの場合は転んだときなどの内出血が原因で発生します。内出血の場合は時間の経過とともにあざは薄くなりますが、時間が経っても消えないあざや生まれつきの大きなあざもあります。この場合、遺伝疾患を含めた何らかの病変による場合もあり、検査が必要になります。
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ほくろ
ほくろとは、良性の皮膚腫瘍の一種です。メラニン色素を産生するメラニン細胞が変化した母斑細胞という細胞の増殖により生じます。生まれたときにすでに生じているものもあれば、成長する過程で新たにできるものもあります。また、まれにほくろによく似た悪性腫瘍(メラノーマ)があらわれる場合もあります。正常なほくろに比べて形がいびつでムラがある、大きくなるペースが速いといった特徴があり、医師の診断が必要になります。